猫とビー玉

猫に振り回される幸せとドタバタ日常。自作のヘタ漫画をまじえて綴ります。

顔に出るタイプ おむすび編137

ゴハン待ち
ゴハン待ち


私の腹時計

 

私の腹時計は昼前の11頃になると、ぐーぐーと腹の音で知らせてくる。
それでも何も食べ物が入ってこないと、次はちょっとしたことでイラっとさせる作戦に出る。

 

私が心を許した人たちは簡単に、こいつなんかイラついてるぞ、さては腹が空いてきたな、と察するらしい。
で、私に食べ物を与えるとすぐ元通りになるので「落ち着いた?」なんて聞いてくる。

え?! そんなに私顔に出てた?
そう、私はすぐ顔に出るわかりやすいタイプだ。
顔に出るタイプは損が多い。

 

会社の同僚に「最初はえびねさんのこと、何を考えてるのかわからない人だなと思っていた」と言われたことがあった。
よかろうよかろう。
憧れのポーカーフェイスとまではいかなくても、私もさすがに成長したようだ。

 

おむすびの腹時計

 

私と同じく気持ちがすぐ顔に出るおむすびは、午後3時になるとダイニングの椅子の上でお座りする。

スタンバイする猫


おむすびのゴハンは朝の5時と7時。そして夕方の5時と7時。
一度にたくさん食べると吐いてしまうことがあるので、2度ずつに分けている。
朝夕の5時は寝坊や仕事などで時間通りにあげられない可能性があるので、自動給餌機で食べてもらう。

ゴハンが出るのは5時なのに、いつも2時間前からスタンバイ。

座っている猫を目撃


よほどお腹が空いているのか、それとも単なる習慣なのか。
白黒つけたくなって、3時頃に声をかけてみた。

おやつ食べる?と聞く女

 

おむすびは嬉しそうに足元でソワソワする。
私がおやつの支度を始めると、ひっきりなしに鳴いている。

おやつの支度をする


クエスチョンマーク型のしっぽがフルフルと小刻みに震えている。

足元でソワソワ


おいしいおやつにありつくと、やっと静かになった。
満足そうに足をなめなめ。

満足そうなナコ


毛繕いのあとは、窓辺で庭の鳥なんかを眺めている。
猫が外を眺める後ろ姿を見ると、私はその小さな背中をぎゅっと抱きしめたくなる。

庭を眺める


嫌がられるので抱きしめないけど。

やがて、おむすびが窓辺から離れてダイニングの椅子へ。

椅子に登る猫


ちょこんと座ってスタンバイした。

お腹は一杯のはずなんだけど。
やっぱりスタンバイは単なる習慣らしい。

そして5時、自動給餌機からじゃらじゃらとカリカリが出た。
いつもだったらすぐに降りてガツガツと食いつくのだが、ちょっと躊躇している。
その顔があからさまに「今ひとつ気分がのらないわ」と言っているようで笑えた。

テンション低いネコ

 

この後、おむすびはちゃんとカリカリを食べていた。

でも食べっぷりは、いつもと違ってお上品であった。

 

 おむすび編138に続きます

 

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