猫とビー玉

猫に振り回される幸せとドタバタ日常。自作のヘタ漫画をまじえて綴ります。

癒しのゴロゴロ おむすび編136

 

猫


冷え性の悩み

 

10代のころから冷え性で、体を冷やすたびよくお腹を痛くしていた。
暖かくして横になっていると治るんだけど、年齢を重ねるうちにひどくなってきた。
そして片頭痛も出るようになった。

 

私は腹痛予防のためにいつもひざ掛けやカーディガンを持ち歩いている。
だからいつも鞄が大きくて荷物が多い。
小さな鞄を持ち歩いていた若い頃が、夢のように思える。

 
用心するようになって、だいぶ腹痛や片頭痛は減ったが、痛くなる時はある。

外出先での腹痛は辛い。
横になれないし、冷気をよけきれないこともある。
帰宅途中なんかは、ひたすら家路を急ぐ。

帰り道

帰宅


家に帰れば猫が早速やってきて、遊んで構ってとまとわりついてくるが、それはさすがに待っていただく。

ソファが物置場と化している時は、カーペットの上にごろんと横になる。

床に寝る


おむすびはいつもと違う私の行動にちょっと戸惑っているらしい。

戸惑う猫

頭を嗅ぐ猫


私の頭をスンスンと嗅いだら、今度は私と毛布の間に潜り込もうとする。

毛布にもぐる猫


そしてだいたいゴロゴロ言っている。

 

猫のゴロゴロ

 

猫は、リラックスしたり幸せを感じたりしている時以外に、苦しい時や何かを要求する時にも喉を鳴らす。
苦しい時はちょっと低めの音、要求する時はちょっと高めの音らしい。
それを聞き分けるのは難しくて、私には判別できない。
絶対音感とかあれば聞き分けできるのかな?

 

忘れもしないある年の私の誕生日。

夜中の3時頃、三太の声で目が覚めた。
隣を見ると三太がベッドの上にうずくまっていて、「救急車呼んで」と言う。

私は飛び起きた。
今まで感じたことのない激しい悪寒と吐き気がすると言う。

寝室にて


三太は常日頃、救急車をタクシー代わりにする人々を批判していた。
だから、これはよっぽどのことだと思い119番に電話した。(私はペーパードライバー)

救急車を呼ぶ女


病院で検査した結果、なんらかの感染症でしょう、と言われた。
薬をもらってタクシーで家に帰ったのは朝だった。
1週間ほど三太は調子の悪い日が続いたが、その後はすっかり元気になった。

 

あの時三太がベッドでぐったりしていた時も、おむすびは傍らでゴロゴロ言っていたっけ。
あれはおむすび自身も苦しくなったのか、それともゴロゴロ音で三太を癒やそうとしていたのか、それとも単に三太のそばにいられて嬉しかったのか。

私は三太を癒そうとしていたのだと思うことにしている。

 
おむすび編137に続きます

 

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