今週のお題「大人になったなと感じるとき」
八つ当たり
先日、テレビの動物番組に犬が出ていた時のこと。
三太が思い出したように言った。
三太「もう10年以上前のことだけどさ、地域プラザで犬を散歩させてる女子高生がいたんだよ」
私 「?」
三太「犬って、いろんなところの匂いを嗅くのに、いちいち立ち止まるでしょ」
私 「そうだね」
三太「その子がさ、犬が立ち止まるたびに、グイって思いっきり引っ張るんだよ」
私 「!!!」
三太「もうさ、犬の首がどうかなっちゃうんじゃないかと思ってさ」
私 「・・・・・・」
三太「見てて泣きたくなった」
私は最初怒りがこみあげてきたが、そのあとすごく悲しくなった。
多分その子はすごく虫の居所が悪いか、犬の散歩なんかよりやりたいことがあるか、そんなところなんだろう。
自分のイライラが犬に向かってしまっていることを、あまり深く考えていなかったのかもしれない。
エラそうに言える立場じゃないけど、八つ当たりはやめた方がいい。
もしどうしても、八つ当たりしないではいられないなら、強くて寛容な人間にしてほしい。
強くて寛容な人なら「しょうがないやつだな」と流してくれるかもしれない。
でも犬や猫は、わけがわからずどこかで傷つくだろう。
自分より弱い者を、傷つけてはいけない。
私も若い頃は、親や姉に八つ当たりをすることがよくあった。
飼っていたのはカナリアだけだったので、さすがにカナリアに八つ当たりすることはなかった。
犬や猫じゃなくて良かったのかもしれない。
未熟なあまり、もし犬や猫に八つ当たりしていたら、きっと今でも思い出して嫌な気分になるだろう。
感情のコントロールができるようになった時が大人になれた時ってことかな、と私は思う。
オカルト顔
うちの猫たちはとても可愛い。
ちょっとしたしぐさ。
まるまったフォーム。
なんでも可愛い。
でも時々そんな可愛い猫たちも、オカルトちっくな顔になっていることがある。
そんな怖い顔になるのは、遊んでいる時。
こっちがじゃらしを振るのに疲れて、そろそろやめたいなと思っても、しつこいお二方はなかなかやめる気配なし。
もう終わりにしようよ~~。
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