猫とビー玉

猫に振り回される幸せとドタバタ日常。自作のヘタ漫画をまじえて綴ります。

知らないこと、知ろうとしないこと おむすび編124


玄関でおやつをあげる

 

おむすびがうちの玄関に住みついた当初、かつおぶしをあげたことがあった。
そのかつおぶしは猫用ではなく、人間が食べるかつおぶしだった。
シーチキンをあげたこともある。

 

そのあといろいろ調べるうちに、人間用かつおぶしやシーチキンなどの塩分は猫にはNGであることを知った。
知らずに与え続けていたら、腎臓を患わせていたかもしれない。それは知らなかったでは済まされないことだ。

その時「知らない」は免罪符にはならないのだ、と思った。

 

玄関で寝る猫
まだおむすびを飼う決心をしていない時。2階の窓から下をのそくとおむすびが寝ている。

目を背けたい事実

 

昨日「環境省が一部の悪質なペットショップなどを規制するため、店での犬や猫の飼育数に上限を設ける案を固めた」というニュースを見た。
その案の内容は、ペットショップの従業員1人に対し犬は10匹、猫は15匹を飼育の基準とする、というもの。


杉本彩さん(以前からこの件について環境省へ意見書等を提出されていたようだ)は「人間と同じように痛みも苦しみも感じる、感受性のある動物であるということで、1人当たり10頭以下という数値を設けない限り、今の現状を改善させることは困難なのではないか」とコメントしていた。

検討会は12日午後に開かれ、その結果を審議会などで議論し、来年6月1日に施行する予定だそうだ。


その時テレビを見ながら三太が言った。

三太「志村動物園とかの動物番組でさ、こういう厳しい現実も伝えてほしいよね」
私 「人があまり知らない裏側の事実ってこと?」
三太「うん、殺処分も何頭とか数字じゃなくてさ、具体的にどういう風にして殺すのか伝えるべきだよ」
私 「箱に窒息するくらいぎゅうぎゅうに詰められて、ガスで死ぬって?」
三太「そう、恐くてお漏らしする犬や猫がいるってこともさ。どんな残酷なことをしてるか具体的にイメージできないとダメなんだよ」

残酷なことをしているのは手を下す保健所の人を言っているのではなく、ペットを捨てたり、自ら保健所に持ち込む人たちのこと。
その人たちは、自分がゴミみたいに捨てた命がどんな風に無残に殺されて、それがどれほどの恐怖を伴うのか、想像もしないんだろう。

捨てる時に「いい人に拾われてね」なんて都合よく思う人がいるかもしれないが、仔猫はすぐに弱って死んでしまったり、カラスに食べられたりする。大人のノラ猫は、保護されて飼われる可能性は非常に低いと聞いたことがある。

おむすびはたまたま稀にみる人懐っこさで、我が家の門戸を自力で開いたけれど、もともと私にもノラの成猫を飼う発想はなかった。

 

動物番組を制作する人たちには「可愛い」「楽しい」「感動」だけじゃなく、目をそむけたくなるようなむごい事実があることを、視聴者に知らしめてもらえないものか。

あとあと悲しい気持ちや嫌な気分になるとしても、知ろうとすることは大事なんじゃないか。

 

隠れ身の術

シーツを敷く準備


猫はパリッと乾いた洗濯物が大好きだ。

飛び乗る猫


夏だから、取り込んだばかりのホカホカしている洗濯ものにはさすがに乗らないだろうと思ったら大間違い。

洗濯物に乗る猫

猫を床に下ろす


下ろしても下ろしても飛び乗る。

飛び乗った猫

ベッドの上の猫


洗い立てのシーツなんか敷こうすると、おむすびはますます大ハッスル。

シーツの下にもぐる


今度は潜って邪魔する。

全く仕事が進まない。


仕方ないから、付き合ってあげましょうか。

猫とかくれんぼ1

猫とかくれんぼ

見ーつけた


猫はとても感情豊か。
でもおむすびは多分、自分を捨てた元飼い主を恨んだりはしていない。
 

おむすび編125に続きます 

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