玄関のドアを入念に匂いチェック
近所を歩いていると、路肩に停めた宅急便のトラックをよく見かける。
よく見ると、荷台の扉が開けっ放しで、中が丸見えになっていたりする。
もし悪い人が通りかかって盗んだりしたらどうするの?と思うけど、扉を閉めるひまもないほど時間に追われているんだろう。
私は歩きながら可能な範囲で、悪行をする奴が現れないよう勝手に見張っている。
そして宅急便のお兄さんが戻ってくるとホッとする。
お兄さんはかなりの確率で走っている。
この短い距離を走るほど忙しいのか・・・。
思わず、すみません、と思う。
うちはヘビーユーザー
なぜ「すみません」と思うのかと言うと、うちは昔から通販でよく買い物をするからだ。
ひどい月は、毎週土曜日になにかしらの荷物が届く。
三太はAmazonのプライム会員なので、ヤマト急便が多い。
最近こそ他の委託業者が持ってくることが増えたけど。
私は楽天が多いので、佐川急便ばかりに集中する時期があった。
申し訳ないので、ネットで買い物をする時は、お互いに
「今度の土曜日、荷物届く?」
「配送会社どこ?」
「何時指定にしてる?」
という会話をして、他の買い物と配達指定時間を合わせて買うボタンを押している。
宅配便への猫の反応
ピンポンが鳴ると物陰にサッと隠れてしまう猫がいるが、おむすびはその逆。
玄関に出て、何者が来たのか確かめようとする。
おむすびが外に出てしまったら危険なので、私はリビングのドアをぴしゃりと閉める。
おむすびは玄関に出られず、ドアの前でじっと様子をうかがう。
配達員さんが帰ったらもう安心なので、ドアを開放する。
ドアの前でスタンバイしていたおむすびは、玄関に置かれた段ボールに直行して匂いチェック。気のすむまで検閲している。
届いた荷物が重い時は、配達員さんに玄関の中まで運んでもらうことがある。
玄関で知らない人の声がするので、おむすびの耳はぐりぐりと玄関の方に向く。
そして、会わせろと言わんばかりにドアをガリガリする。
ダメに決まってるでしょ。
配達員さんが帰れば、またドアを開放。
今度は、段ボールだけじゃなく、玄関全体をフンフンと嗅いで回る。
知らない人の匂いがしてるんだろう。しつこくチェックしている。
終わればすっかり安心したように、またあっさりとリビングに戻る。
このあっさり加減、なんとも不思議だ。
おむすび編92続きます
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