今週のお題「2020年上半期」
今年はコロナ抜きでは語れない
中国で新しいウィルスが見つかった、というニュースから半年以上が経った。
それから生活はガラッと変わってしまった。
2月には「地獄の黙示録」を観に行く予定にしていたが、行くのを諦めた。
大好きな旅行も全てキャンセル。
外出は通勤、不要不急の買い物、たまに対策をきちんとしている店に食べに行くくらい。
コロナ対策には結構気を遣っている方じゃないかと思う。
若くないし、もともと体力もない。
感染したら、自分だけの問題じゃなくなる。
これはずっと続くんだろうな。
でも時々息切れしそうになる。
それでも、気を引き締めていかないと。
状況はもっと厳しくなっていきそうだけど、ベストを尽くすしかない。
夕立
なぜか雨は私の帰宅時を狙うように降り出す、ような気がしてならない。
近くの公園を歩いていたら、空からポツポツと雨が落ちてきた。
家まではゆっくり歩いて2分くらいだ。
それからいきなり土砂降りになった。
目の前は雨で白く煙り、地面に叩きつける雨音しか聞こえなくなる。
いつもは持ち歩いているのに、傘を持ってない。
さすがにのんびり歩いていられず、走る。
ほんの数分雨に打たれただけなのに、頭からつま先までびっしょり。
足踏みすると、水を含んだ靴がキュッキュッと音を立てる。
猫は暢気に二階から降りてくる。
いつもとちょっと違う私を見て、怪訝そうにいったん立ち止まる。
玄関と廊下の仕切りがなかった当時は、ダイレクトに猫がびしょぬれの私の足に突進してきた。
私の足ををすんすん嗅ぎたがるおむすびをなんとかよけて、急ぎ足で脱衣所へ。
おむすびはあとからついてくる。
振り切って、ドアを閉める。
服を着替えている最中も、ドアの外でずっと文句たらたら鳴いている。
しばらくしたら、静かになった。
静かになったからと言って、気が変わったわけじゃない。
猫はけっこう気が長くて、辛抱強く待つのが得意みたいだ。
さっぱりと着替えて出ていくと、向こうの部屋からおむすびが小走りでやってきた。
今は、玄関と廊下の間に引き戸を設置したので、猫をかわすのも楽になった。
コロナ禍の今年は、濡れていなくても玄関で服を脱いで、お風呂に直行している。
猫には、風呂から上がるまで待っていただく。
風呂から上がるまで絶対に猫には触らないし、触らせない。
神経質と言われようが、これが当面の我が家の掟だ。
おむすび編113に続きます
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