猫とビー玉

猫に振り回される幸せとドタバタ日常。自作のヘタ漫画をまじえて綴ります。

猫がヘソをまげると おむすび編119

猫の爪切り

猫と私


私が思う猫関連の大仕事は


1)薬を飲ませる
2)病院へ連れていく
3)シャンプーする


等々あるけど、おむすびの爪切りにもちょっとした駆け引きが必要だ。

 仔猫の頃から毎週爪を切る習慣をつけて、そのたびご褒美をあげていても、やっぱり嫌そうな顔をされる。
切った瞬間にビクッとされたりすると「血管切っちゃった?」と青くなる。
確認してみても、幸い出血はしていない。
痛くなかったはずだけど、切った時の衝撃そのものが嫌なんだろうか?

 

もとノラ猫のおむすびは爪切りの習慣があったはずもなく、正攻法ではまず切らせてくれない。

膝に乗りたい猫

猫を膝に乗せる

膝の上でゴロゴロ言ってウトウトし始める頃、私はニンマリ。

爪切りを取り出す


ポケットに忍ばせていた爪切りを取り出す。

そっと爪を切る

不機嫌になる猫


切れる爪は、せいぜい2,3本。

たちまち不機嫌な顔になって、後ろ足で私の手をブロック。
おむすびの非難がましい視線に耐え切れず、爪切り終了。

 

夕食後リビングでテレビを見ていたら、おむすびが三太の膝に乗った。
すかさず私は、三太に爪切りを手渡した。

爪切りを手渡す


1本目はおむすびも油断しているので、案外すんなり切れるが、2本目あたりから抵抗を始める。
三太は、ちょっと強めにおむすびを押さえつけた。
お?三太、珍しく強引だ。

猫も、強引な人は苦手

 

三太は、人の領域にずかずかと土足で上がりこんでくるタイプではない。
私は押しの強い人がちょっと苦手なんだけど、三太にはそういう強引さがないので最初から違和感がなかった。
そんな三太が、おむすびにちょっと強硬な態度。

いつも優しい三太にたくさん爪を切られたので、おむすびはヘソをまげてしまった。
三太の膝から降りると、二階へ上がり降りてこない。
そしてそのまま、人間の就寝時間になった。

おむすびは二階のパトロール部屋で寝ていた。
毎晩人間にくっついて寝るので、迎えにいった。

猫を迎えにいく


ぐっすり眠っているようだ。

猫に声をかける


声をかけても起きる様子はなく、尻尾の先だけパタンと動かした。

ここでまたしつこくするのもなんなので、引き下がって寝室でおむすびを待ったが、やってこない。

猫が来なくて寂しい


そのうち寝てしまった。

結局その晩、おむすびは寝室には来なかった。
よほどお怒りだったのか?

翌朝にはすっかりゴキゲンを直して、起こしに来た。

起こしにくる猫


嫌がることはしたくないけど爪は切らなくちゃいけないし、顔色ばかりうかがっていたらいつまでも切れない。

どこまで押して、どこで引くのか、なかなか難しい。


おむすび編120に続きます 

 

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