ソファの上で
今回で当ブログのおむすび編は、100回目を迎えることができました。
根性のない私がここまで続けられたのも、コメントを下さる方、スターを下さる方、いいねをして下さる方、バナーをクリックして下さる方、読んで下さる方のお陰です。
本当にいつもありがとうございます。
これからもおつき合いいただけたら、とてもとても嬉しいです。
留守番は得意だけど
我が家は旅行が大好きだ。
おむすびを家族にした時、気がかりは旅行中にお留守番ができるかどうか、だった。
ノラ時代には、他のノラ猫とつるむこともなく、人に構ってもらっている時以外はいつもひとりぼっちだったおむすび。
ひとりでいることに慣れていたのか、旅行中の留守番もお利口にできた。
フレンドリーなので留守中に来てくれるシッターのHさんにも、すぐに懐いてくれた。
以前は3泊旅行もよくしたが、おむすびを家に入れてからは長くても2泊まで。
三太もシッターのHさんも、3泊くらい平気でしょ、と言うのだが、私は最長で2泊を譲れない。
旅先から夜遅くにwebカメラを覗くと、おむすびがリビングに居る。
いつもは寝室で寝ている時間だ。
なのにソファの上に座って起きている。
寝室に行って寝ないの?
もしかして、私たちを待っている?
こんな風にポツンとしてるのを見ると泣きたくなってしまう
しんと静まりかえった部屋で、耳をピンと立てている。
いつ家の外で声がするか、いつ玄関ドアの鍵のまわる音がするか、待っているようにも見える。
カメラに映るおむすびを見ると、すぐにでも帰りたくなってしまう。
できるだけ一緒に過ごしたい
だから帰宅する日は、旅行が終わる淋しさよりも、おむすびの顔が見れる嬉しさでいっぱいだ。
玄関に入るともちろん、おむすびがお出迎えしてくれる。
おむすびは、いつもの平日のお出迎えの時と変わらない顔をしている。
一通りすりすりすると、リビングに入っていく。
その後ろ姿は、ついてきなさい、と言っている。
二人で交互におむすびをたくさん撫でたら、やっと座って休む。
おむすびは私と三太の間を行ったり来たりする。
留守した3日分念入りに撫でよ、という意味か。
まだ、おむすびの気は済んでいないらしい。
そしていつの間にか、どちらかの膝に落ち着いて、ぐっすり眠る。
強がっているように見えた表情はもう消えて、安心しきった寝顔だ。
3日間の不在を埋める愛情確認は明日の朝まで続く。
明日は二人とも寝不足になりそうだ。
おむすびは、我が家にたくさんの笑顔をもたらしてくれた。
うちに来てくれてありがとね、おむすび。
おむすび編101に続きます
読んで下さりありがとうございます
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