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アオイ
アオイの受難
あたしがえびねのうちの子になったのは、すごーくすごーく前のこと。
リビングにはケージが置いてあって、あたしより幼い茶色い仔猫が入ってた。
そぉっとのぞいて見ると、シャーって言うの。
それがユズだった。
ユズはニャーニャーうるさくて、数日も経たずにケージから出してもらってたわ。
ケージから出ると、いつもあたしを追いかけまわしたの。
まるで小鬼みたいだったわ。
後ろから急に襲いかかってくるんだもの。
えびねはよく「ユズはすぐ大きくなってアオイを追い越すよ。だから今のうちに、アオイがお姉さんだってことをユズに思い知らせなさい」って言ってたわ。
でもユズはちっちゃいから、なんだか可哀そうになっちゃって、思いきりパンチできなかったの。
パンチするとユズは怒り出して、よくケンカになったわ。
えびねが割って入ってくることもあった。
オトナになっても
ユズはどんどん大きくなって、あたしの2倍くらいになっちゃった。
でも心は小鬼のままだから、やっぱりあたしを追いかけまわしたの。
あたしがキレるとユズもキレて・・・
ほんと、お子ちゃまだったんだから!
私が天国に行ってから ユズはひとりっ子になって、さすがにしばらくはしょげてたわ。
それから、あたし以上のおてんばな青たんがやってきて、今はユズが青たんに追いかけ回されてるわ。
この前なんて、後ろから羽交い絞めされたのよ。
でも本気で怒らないし、手加減もしてあげてるみたい。
ユズも少しは成長したみたいね。
なんだかんだ言いながらも、よく くっついていました
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