ユズ「アオイ、トイレ行く時は起こして」 アオイ「絶対イヤ!」
猫はおおよそしつこい動物だと思うだのだけど、ユズはとりわけしつこい性格だ。
保護していた動物病院の先生は「元気いっぱいで他の猫たちをずっと追いかけまわしていた」と言っていた。
この「ずっと」というところがミソだ。
先生はこの「ずっと」という言葉に、ユズのしつこさを暗に含めていたに違いない。
KYユズ
うちに来て1~2年は、人間にもしつこかったが同居猫のアオイにはとにかくひどかった。
猫を叱ることはしないようにしているけど、見かねて叱ったのはトイレだ。
アオイがトイレに入ってカシャカシャやっていると、ユズはトイレに飛んでいく。
そして颯爽とトイレに飛び乗る。
トイレの上でドカドカと動き回り、天井の穴からトイレを覗き込む。
トイレの中では、アオイがこれから用を足そうとしている。
レディのトイレをのぞくべからず。
これが人間だったら即、変態の烙印を押されるぞ。
被害者アオイ
アオイはたまったものじゃない。
出るものも出なくなりそうだ。
トイレくらいゆっくりとさせてほしいものだ。
これはちょっかいなのか?
ちょっかいにしては、行き過ぎている気がしないでもない。
天井の穴から前足を突っ込んで、アオイの頭をていていしたりしている。
ここまでくると嫌がらせのような気がしてくる。
アオイはユズの傍若無人な振る舞いにもかかわらず、出すものを無事出せたようで、一応こちらもホッとする。
ユズがちょっかいを出している時は、ことさら長く砂をかけているようにも思える。
アオイは膀胱炎を患ったこともあるから、トイレはストレスなしでさせてあげたい。
そこで、横長のテーブルを購入して、その下にトイレを置いた。
トイレにはテーブルが覆いかぶさるような形になった。
それからユズは、トイレの上に乗るのをあきらめた。
アオイは不運な被害者にも見えたが、ユズが大人になって落ち着いてくるとアオイの方がしつこくからんだりするようになった。
穿った見方かもしれないが、昔年の恨みを晴らしているのでは?と思うのだ。
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