トイレ侵入に成功
「なあに?」
アオイとユズは仲が悪いわけではないけど、良くもない。
猫より人にくっついているのが好き。
人がいればお互いには見向きもせず、人の膝をめぐって争奪戦を繰り広げる。
大人になってからは、2匹が近くにいることも少なくなったような気がする。
だからたまに2匹が仲良く並んでいたりすると嬉しい。
蚊
最近ぐっと冷えるようになった。
先月までは半袖で過ごしていたのに、ここ数日は厚い上着が必要なくらい寒い。
うちの地方では、だいたい11月まで蚊が生息している。
寒いからと油断して夕方外に出ていると、刺されてしまってぼりぼり掻くはめになる。
蚊のぶーんという羽音も嫌だけど、あの痒さ、どうにかならない?
蚊の中でも、血を吸うのはお腹に卵を抱えたメスだけなんだそうだ。
蚊も子孫を残すのに命がけということか。
そんなこと聞いたら、叩くのに罪悪感を覚えそうだ。
年を重ねるにつれ、どんな生き物もできるだけ殺生はしたくないと思うようになった。
もし自分の血を吸っている蚊を叩いたら、お腹の子供も一緒に、ということになる。
聞かなきゃよかったかも。
無知は罪だけど、現実を知ることは苦しいことでもある。
吸血鬼をさがせ
蚊は、猫の血も吸う。
猫が蚊に刺されると、フィラリアに感染する危険がある。
確かに。
狭い隙間にもニョロっと入ってしまう。
うちはワクチンの3種混合を打っているので(3種混合で予防できる感染症は、カリシウイルス、ヘルペスウイルス、パルボウイルス)、蚊が家に入ってしまったら退治するまで、血眼になってさがす。
猫のことを考えると殺虫剤も使えないので、部屋中をうろうろとさがし回る。
必需品は虫取り網だ。
年々蚊を仕留める鋭敏さが失われているので、虫取り網はすごく便利。
ただ、持っているだけで猫が食らいついてくるので注意。
ふわふわした網の部分に、なにかしら狩猟本能をくすぐられるらしい。
蚊取り線香は種類や使い方を間違えなければ、猫がいる室内で使っても大丈夫だと聞いたけど、まったく使ってない。
小さい頃に蚊取り線香の煙が充満した部屋にいたら、私自身がちょっと具合が悪くなった思い出もあって、万が一猫になにかあったらと思うと、やはり使えない。
それにしても、普段仲がいいわけでもないのに、変なところで結託する猫たち。
肝心の吸血鬼は見つからないようだけど。
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